製鉄・鋳造の工程で出るスラグや鋳物砂、サンドブラストの廃砂。鉱さいはリサイクル率が非常に高い品目で、路盤材やセメント原料として使われます。ただし重金属の溶出量によって扱いが変わります。

鉱さいとは?(産廃の分類・具体例)

鉱さいとは、高炉・転炉・電気炉等から排出されるスラグ、キューポラ溶鉱炉のノロ、鋳物砂等を指します。

具体例:高炉スラグ、転炉スラグ、電気炉スラグ、鋳物砂、サンドブラスト廃砂

鉱さいは個人で捨てられる?

持ち込み処分の手順

鉱さいの回収(引き取り)を頼む場合

量が多い、運ぶ車がない、重くて自分では積めない。そんなときは、収集運搬業の許可を持つ業者に鉱さいの回収(引き取り)を依頼します。電話では「品目」「おおよその量」「置いてある場所と搬出経路(何階か、車を横付けできるか)」「希望日」の4点を伝えると見積もりが早く出ます。持ち込みに比べて運搬費の分だけ費用は上がりますが、積み込みまで任せられるのが利点です。

※処分業の許可を持つ業者が、収集運搬の許可もあわせて持っていることは珍しくありません。下の一覧の業者に「回収に来てもらえますか」と聞いてみるのが近道です。

処分費用の目安

鉱さいはリサイクル用途が確立しているため、性状がよければ処分費が安く済むか、有価で引き取られることもあります。高炉スラグはセメント原料や路盤材として需要が安定しています。一方、重金属の溶出があるものは中間処理が必要になり費用が上がります。分析結果を用意して見積もりを取ってください。

※上記はあくまで目安です。正確な料金・受入条件は、下記の業者へ電話で直接ご確認ください。

安く・スムーズに処分するコツ

節約のコツ:溶出試験の結果を先に用意しておくことです。性状が明らかであれば再生資材ルートに乗せやすく、埋立処分より安くなります。また種類を混ぜないこと(高炉スラグと鋳物砂を混ぜない等)も、再生原料としての価値を保つうえで重要です。
注意点:鉱さいの多くは路盤材やセメント原料としてリサイクルされます。

持ち込み前チェック:搬出前に確認: (1)発生工程は説明できるか? (2)溶出試験の結果はあるか? (3)重金属を含む可能性は? (4)飛散防止の措置をとったか?

鉱さいを持ち込める業者を探す

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よくある質問(鉱さいの処分)

鉱さいはリサイクルされますか?

はい。高炉スラグはセメント原料や路盤材、電気炉スラグは路盤材、鋳物砂は再生砂として利用されます。産業廃棄物の中でも再資源化率が高い品目です。

鉱さいが埋立処分になるのはどんな場合ですか?

重金属の溶出量が判定基準を超える場合や、異物が多く再生原料として使えない場合です。この場合も溶融固化などの中間処理を経て埋め立てられます。

サンドブラストの廃砂は普通の鉱さいと同じですか?

注意が必要です。削り取った塗膜に鉛などが含まれていると有害物質を含む廃棄物になります。旧塗膜を落とした廃砂は必ず分析して性状を確認してください。

鋳物砂は再利用できますか?

できます。工場内で再生して再び鋳型に使うほか、外部で再生砂として利用する経路もあります。粘結剤の種類によって再生可否が変わります。

有価で売れる場合、マニフェストは必要ですか?

有価物として売却する場合は廃棄物に当たらないため、原則としてマニフェストは不要です。ただし有価かどうかの判断は取引形態によるため、疑問がある場合は自治体に確認してください。

鉱さいは回収(引き取り)に来てもらえますか?

対応している業者があります。産業廃棄物の回収は、収集運搬業の許可を持つ業者に依頼します。鉱さいを扱っているか、その地域が収集エリアに入っているかは業者ごとに異なるため、「鉱さいを取りに来てもらえますか」と品目と地域を伝えて確認してください。持ち込みに比べると、運搬費の分だけ費用は上がります。