オフィスや工場の蛍光灯、水銀灯を交換したときに出る使用済みランプ。水銀を含むため「水銀使用製品産業廃棄物」として、他の廃棄物と分けた管理が義務づけられています。捨て方・保管のしかた・持ち込み先の探し方をまとめました。

水銀製品とは?(産廃の分類・具体例)

水銀使用製品産業廃棄物のうち、蛍光ランプ等の水銀を含む照明器具は、適正処理が義務付けられています。

具体例:蛍光灯(直管・丸管・コンパクト型)、HIDランプ、水銀灯、ナトリウムランプ

水銀製品は個人で捨てられる?

持ち込み処分の手順

水銀製品の回収(引き取り)を頼む場合

量が多い、運ぶ車がない、重くて自分では積めない。そんなときは、収集運搬業の許可を持つ業者に水銀製品の回収(引き取り)を依頼します。電話では「品目」「おおよその量」「置いてある場所と搬出経路(何階か、車を横付けできるか)」「希望日」の4点を伝えると見積もりが早く出ます。持ち込みに比べて運搬費の分だけ費用は上がりますが、積み込みまで任せられるのが利点です。

※処分業の許可を持つ業者が、収集運搬の許可もあわせて持っていることは珍しくありません。下の一覧の業者に「回収に来てもらえますか」と聞いてみるのが近道です。

処分費用の目安

蛍光ランプは1本あたりいくら、という本数単価で計算する業者が多く、直管・丸管・HIDランプなど種類によって単価が分かれます。割れているものは飛散防止の手間がかかるため割高になりがちです。まとまった本数が出るオフィスや工場では、定期回収の契約を結ぶと単価が下がることがあります。金額は業者ごとに差があるため、本数を伝えて見積もりを取ってください。

※上記はあくまで目安です。正確な料金・受入条件は、下記の業者へ電話で直接ご確認ください。

安く・スムーズに処分するコツ

節約のコツ:割らずに保管することが最大のコツです。割れたランプは水銀が飛散するため扱いが厳しくなり、単価が上がるか受入を断られます。交換時に出た紙ケースをとっておき、そこに戻して保管するのが確実です。
注意点:割れた蛍光灯は水銀が飛散するため、専用の容器で保管して持ち込みましょう。

持ち込み前チェック:持ち込み前に確認: (1)ランプの種類と本数を把握しているか? (2)割れていないか(割れている場合は密閉したか)? (3)他の廃棄物と混ざっていないか? (4)LEDが混ざっていないか?

水銀製品を実際に持ち込んだ方の報告

当サイトから電話をかけた方が、その後「出せた/断られた」を報告してくださったものです。 現在2件の報告が集まっています。

0処分できた
2断られた
2報告のあった施設

断られたときの理由(電話の前に確認しておくと確実です)

その品目は扱っていなかった1件
その他の理由1件

水銀製品を持ち込める業者を探す

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水銀製品の対応業者が多い市区

数字は水銀製品に対応している業者の数です。

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よくある質問(水銀製品の処分)

事業所の蛍光灯を普通の産廃として捨ててもいいですか?

いけません。水銀を含む蛍光ランプは「水銀使用製品産業廃棄物」として他の廃棄物と区別して保管・委託する必要があります。マニフェストにもその旨を明記します。

家庭の蛍光灯はどこに出せばいいですか?

一般廃棄物なので自治体のルールに従います。多くの自治体で「有害ごみ」「危険ごみ」などとして回収しており、家電量販店やホームセンターに回収ボックスがある場合もあります。産廃処分場には持ち込めません。

LED照明も同じ扱いですか?

違います。LEDには水銀が含まれないため水銀使用製品産業廃棄物には当たりません。事業から出たLEDは廃プラスチック類・金属くずなどの産業廃棄物として処理します。

割れてしまった蛍光灯はどうすればいいですか?

水銀が飛散するおそれがあるため、密閉できる容器や厚手の袋に入れて保管し、受入先に「割れている」と必ず伝えてください。割れたものを受け入れない業者もあります。

蛍光灯の水銀はリサイクルされるのですか?

はい。専用の処理施設でガラス・口金の金属・蛍光粉に分離され、蛍光粉から水銀が回収されます。回収された水銀は厳重に管理されます。

水銀製品は回収(引き取り)に来てもらえますか?

対応している業者があります。産業廃棄物の回収は、収集運搬業の許可を持つ業者に依頼します。水銀製品を扱っているか、その地域が収集エリアに入っているかは業者ごとに異なるため、「水銀製品を取りに来てもらえますか」と品目と地域を伝えて確認してください。持ち込みに比べると、運搬費の分だけ費用は上がります。